恐竜に会いに行こう!go see
大阪市立自然史博物館 テーマ展示「化石を楽しむ」
毎年10月15日は、日本古生物学会が指定する「化石の日」です。「化石の日」は、「化石や古生物学の認知度を高め、生命や地球の歴史への人々の興味関心を高めるきっかけになり、すべての人が化石を楽しむ日に」という趣旨で始められました。
大阪市立自然史博物館では、毎年11月に「恐竜講演会」が実施されてきましたが、より幅広く「化石」や「古生物」について普及することを目的として、「化石の日」がある10月に時期と内容を変更!令和6年度は「化石を楽しむ」と題して、普段は収蔵庫に保管している化石標本から、古生代の無脊椎動物化石、中生代の脊椎動物化石と新生代の植物化石を展示します。また、様々な博物館や研究機関で行われる「化石の日」関連イベントの情報も紹介します。さらに、期間中には同館で実施している「アロサウルスの新復元骨格導入に関する寄付」についても紹介し、ご協力をお願いしています。
関連行事として、10月19日(土)に古生物学セミナー2024を実施!今年は和歌山県有田川町で発見され昨年新種として記載されたモササウルス類「ワカヤマソウリュウ」について、歌山県立自然博物館の小原正顕学芸課長の講演会もあります。
開催概要
開催期間:令和6年9月28日(土)~ 令和6年10月27日(日)
開館時間:9:30~17:00
休館日:毎週月曜日(月曜日が吸祝休日の場合は、次の翌平日)
会場:大阪市立自然史博物館 本館1階 ナウマンホール
入館料:大人300円、高大生200円
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
公式サイトはこちらhttps://omnh.jp/
展示の見どころ
古生代の無脊椎動物化石
中生代の脊椎動物化石
新生代の植物化石
触れる展示
古生物学セミナー2024「よびがえるワカヤマソウリュウ」
ワカヤマソウリュウは日本で唯一全身骨格が発見されたモササウルス類。他のモササウルス類にはないユニークな特徴をたくさん持っており、世界的に見ても非常に重要な存在です。講演ではワカヤマソウリュウの何が凄いのか、どんな姿をしていたのか、などについて解説されます。また、最初の発見から発掘調査、クリーニングを経てその姿が明らかになるまでの過程についても、裏話を交えながらの紹介があります。
日時:令和6年10月19日(土)13時30分~15時(開場13時)
場所:大阪市立自然史博物館 本館1階 講堂
講師:小原正顕 氏(和歌山県立自然博物館・学芸課長)
行事形式:講演会およびYouTubeを使った同時配信
※11月17日(日)まで見逃し配信あり
定員:講堂での聴講 先着170名(申込み不要)
参加費:無料(博物館での聴講の場合は入館料が必要)