恐竜展に行く前にBefore going to the dinosaur exhibition


恐竜展の舞台裏
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Q1
恐竜展でよく見る全身骨格はどうやって組み立てているの?
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A
骨格の組み立てには専門の知識が必要!専門のスタッフが特殊な工具を使って組み立てていきます。
恐竜の全身骨格はとても壊れやすいので、運ぶときは専用の木箱に入れて大きなトラックで運びます。骨格の組み立てには専門の知識が必要なので、専門のスタッフが特殊な工具を使って組み立てていきます。
恐竜は木箱に入れて保管されているよ!
壊れやすいパーツはスポンジに乗せて保護しているよ!
専門のスタッフが丁寧に組み立てます。
大きな恐竜は足場や作業車を使って組み立てます。
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Q2
化石は重いの?
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A
化石はとっても重い!
化石は恐竜が死んでしまったあと、土の中に埋められて長い年月をかけて石に置き換えられたものです。
骨の形を保ったまま石に置き換わるのでとっても重いから、鉄で作ったベースに固定して展示されることが多いよ!
その他、地層と地層の間に押し花のように閉じ込められた化石や、石炭に置き換わった化石、木の樹液に閉じ込められた琥珀などがあります。石に埋まった化石。化石に色は骨の色じゃなくて染み込む成分によっていろいろな色に変わるよ!
頁岩(けつがん)と呼ばれる地層と地層のあいだに閉じ込められた化石。雄型(おがた)と雌型(めがた)にきれいに割れます。
樹液(じゅえき)が固まって化石になった琥珀(こはく)です。閉じ込められるのは生き物だけではなくこの琥珀の中にはジュラ紀の水が閉じ込められているよ!
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Q3
恐竜はどうしてこのポーズで展示されてるの?
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A
恐竜のポーズには決まったルールはありません。
化石の研究から科学的に正しいと考えられる姿勢の範囲内で自由にポーズを決めることができます。この写真のトリケラトプスの全身骨格を作るときには、設計図を描いてティラノサウルスと出会って威嚇(いかく)するポーズを再現しているよ。
設計図
出来上がり
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Q4
展覧会で見られる化石は本物なの?
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A
両方ある!
展示されている標本には2種類あります。本物の化石を展示する場合と、化石からシリコンなどで型をとって作られた「キャスト」と呼ばれる複製です。もちろん化石の方が貴重ですが、どちらも研究に使える大変貴重な標本です。
大きい全身骨格を組み立てる場合、重たい化石を使うと壊れてしまったり、落下すると危険なので、ほとんどの場合キャストを使います。
博物館の常設展示には頑丈な鉄骨を組み上げて本物の化石を使用した全身骨格もあるので、解説をよく読んで観察してみよう!
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